この機種を展示しているのは日本でも、、、いや、世界でも片手で数えるくらいしか無いでしょう!!!
2月からこちらの製品の店頭展示を開始いたしました。お取り扱いさせて頂いている数少ない販売店の1つでありながら、展示機がない事にモヤモヤしておりました。SHINYAさんありがとうございます!
という訳で、今回はSHINYA’S STUDIO 1U76 Rev.Dのご紹介です。
名前や見た目から分かる方も少なくないと思いますが、こちらはUrei 1176を再現したもの。いわゆる76系コンプと呼ばれる製品の一つになります。名は体を表すというか、非常に分かりやすいですね。1Uサイズの76です。昨年、サンレコで山下達郎さんの特集があった際に、言及があったことも記憶に新しいです。
1176は製造時期によって様々なバージョンがあるのですが、こちらはRev.Dという最も人気のモデルが基となっています。しかし、Rev.AEのレシオ設定やRev.Hの電子バランス入力への切替(有料オプション)を搭載したハイブリッドなモデルとなっております。
最大の特徴の1つはAE式のレシオ設定、つまり2:1を備えている事。ダイナミクスの広いソースの場合、4:1でもリダクションが多いと潰れすぎる感がありますが、2:1の場合、それを避けられるため、かけ録りで失敗しにくいです。
そして、単純にS/Nが良くガリが出にくい。ノイズは正義。とにかく使いやすい。基礎スぺックが非常に高いです。
SC HPFがオプションで存在するのも見逃せないポイントです。現代のプロダクトでは低域のトランジェントを残したいケースが少なくありません。検知回路で低域をスルー出来るこの機能はほぼ必須と言ってもいいでしょう。キックやベースは勿論、歌録りでもブレスの音にコンプが引っかかるのを防げるそう。なるほどね~~~~~
そしてある意味これが一番大事……という人も多いと思います。安いです。お手頃です。上記の入力切替やSC HPFのオプションを全部盛りにしたAll option ver.でもなんと20万円を切ります。安いと言ってもおいそれと手が出る価格ではないですが、本家と比べた時は勿論、アウトボードの76系コンプ全体で見ても驚異的な価格です。そのため圧倒的にAll optionがオススメ。
是非ご検討ください!