アコギのべダルタイプのプリアンプのお話
そもそもの話で、プリアンプの必要なのか!?
私は「あった方が良い」派です。
プリアンプに関連してピックアップの仕様にも関係してくるのですが、アコピックアップは大きく分けて2タイプがあります。
●バッテリーを使用しないパッシブタイプ。
電池分のパワーが無いのでPAシステムやレコーディング時のインターフェース等で使用した場合、パッシブピックアップのみだと音が小さくなってしまいます。故に、簡単に説明すると電池分のパワーをプリアンプで補う感じでプリアンプが必要です。
●バッテリーを使用するアクティブタイプ。
こちらはプリアンプに接続しなくてもPA卓やレコーディング時のインターフェース等に繋いでも十分な音量が出ますので、プリアンプに接続しなくともそのまま十分に使用可能。
という感じですが、ここからが本題。
サウンドいうのは難しい事に演奏する場所や施設・環境によって変わってしまいます。
そして、ピックアップに付属しているイコライザーだけで対応するのはチョット厳しかったりします・・・
そこで!
プリアンプに繋いでいれば様々な場面や状況に合わせた対応ができます。
ガッツリ作り込んでおけばサウンドチェックで音量を合わるだけでOKなんてこともありますし、多くのプリアンプはイコライザーの効き幅が大きいので演奏環境が変わっても自分の好みのサウンドへ手軽に調整可能。
イコライザーをフラットに設定して接続をするだけでも、コンプレッション感やサウンドの奥行きが変わります。
モデルによってはエフェクトやブースターを内蔵しているタイプもあるので、沢山ペダルを持ち歩かなくても済みます。
ピックと指とで使い分けをする方は、指用にブースターの出力設定をしておけば、ピック使用時と音量を合わせる事も可能です。
色々各メーカーから発売がされていますが、自身の用途に考慮してチョイスするのがポイント。
「極力つまみが少ないのが良い」
「サウンドメイク+特定のエフェクトが欲しい」
「なんでもできるオールインワンが良い」みたいな。
プレイの幅も広がったりしますので、食わず嫌いの方も一度試して見て下さい。
新たな扉が開くかもしれません。