LB-2を使用したシンプルながら、音質も向上させる様な接続としてのオススメの一つは、アンプのセンドリターンにエフェクトを使用する場合です。
(この時点で複雑と思う方、全く複雑ではありませんよ!ドライブチャンネルのあるアンプをお持ちの方なら、歪の後に空間系エフェクターを掛けるのは必要な事ですね。)
センドリターンに接続するエフェクターとしては、ディレイやリバーブ等の空間系がメインになると思いますが、それらをこのLB-2のループに接続し、それだけの小さなエフェクトボードを作成してしまい、そのボードは足元では無くアンプ側に設置してしまうのです。
足元ではフットスイッチのみでオンオフなどの操作をすれば、ステージ上の足元はスッキリ小さく出来ますし、センドリターンからのケーブルも足元まで引き回す必要が無くなるので、~1M程度と短くも出来、それだけでもアンプの構造によっては音質変化に対して大きなアドバンテージを得る事も出来ます。
何より足元に音声が通っているケーブルが何本も行き来する必要が無いので不意のトラブルも回避出来ます!
もちろんもっと大きなシステムになったとしても、ペダルスイッチャーにラッチコントロールを送れる端子があれば、スイッチャーでの同期も可能になりますので、将来的に拡張ツールとしての再利用も可能です。
1つの目のループにラインレベル受けする様なブースターを接続すれば、足元のスイッチでソロ時の音量アップをダイレクトにON/OFFも出来たりとアイデアは様々!もちろんこの様な使用法以外にも、リモート2ループを通常のラッチでもコントロール出来ると言う事は、様々な使用法が考えられます。他にもご興味がある方は是非ご相談下さい!
写真のボードはあくまでも置いてみただけですが、もう少し大きなエフェクターを置いても、そこまで大きなボードにはなりません。(ZIOをセンドリターンに使用する際には、DC9Vよりも高い電圧で使用した方が安心です。)
システムの写真があれば良いのですが、お客様の物は掲載出来ずすいません。。
Free The Toneのフラッグシップ、ARC-4やARC-53Mでのシステムアップももちろんですが、実は本機の様な現場での使用を考慮した、拡張製品の様で高い実力を兼ね備えた製品も多く発売されておりますので貴方のご希望に併せてご相談下さい!