プレミアムベース小村です。
気が付けば6月ですね~。
そろそろ梅雨の予兆があるのか、天気が崩れるタイミングも出始めましたね。
そろそろ手持ちの楽器達、一回フルメンテせんとなぁ…。
さて、本日はコチラ。
ベースシンセの伝説的名機、Akai/Deep Impact SB1を現代に蘇らせた、pandaMidi SolutionsのFuture Impactです。
このエフェクター、誕生経緯が何とも面白いのですが、オンラインのベースコミュニティに属するとある方がDeep Impactの開発者のアンドラーシュ・サライ氏を探し出して「Deep Impact、もっかい作って売ってや!」と直談判。するとサライ氏は「それやったら当時よりも改良したもん作ったるわ。」と、更に進化させる形で話に乗ることに。
こうして誕生したFuture Impactは世界中のベーシストから多くの注目を集め、瞬く間に人気モデルの仲間入りを果たしました。
そんなFuture Impact、内部ファームウェアやハードウェアそのものも進化し続けています。
こちらは最新仕様にあたるV4。
基本的な機能はそのまま継承していますが、ノイズも更に低減されサウンドも高品位になったのはもちろん、ピッチトラッキング能力も強化されてレイテンシー短縮や感度も向上。
特に感度の面は確かな進化が感じられます。
筐体のみでもある程度のサウンドメイクは行えますが、PCと接続し、専用アプリを使うと更に踏み込んだサウンドメイクが可能に。
ここで作った音は本体側に保存可能で、筐体のEdit/Bank Upノブや外部のMIDIコントローラーを使って瞬時に呼び出せます。
やはりルーツになっているモデルがモデルなので、当店でも大人気の1台。
プロユースはもちろん、シンセに触れてみたい方にもオススメですし、所謂「当時モン」世代の方にもご注目頂きたい1台です。
(今じゃ中古も減りましたしね~。)
初代Future Impactと同様、こちらも名機になる予感大です。是非。