プレミアムベース小村です。
私事ですが…引越しをしました。
新しい環境って良いですね、ホント(笑)
取り急ぎ、家の機能を果たせる程度に片づけはやりました。
後は…隙を見つつ大量のCDを荷解きするのみ。
一番手ごわいかも知れません…何せ引っ越しの荷物、大多数がコレだったもんで。
ちょっとずつやるかぁ~。
さて、そんなこんなでプレミアムベースに新しいブランドがやってきました。
それがこちら…1991年創業の国産工房、斉藤楽器工房が手掛ける「SAITO Guitars」です。
『シンプルで美しい道具』というコンセプトに基づいて製作される楽器の数々はプロからも支持されていますね。
国内外で多くのユーザーを抱えていますが、打首獄門同好会の弦楽器ご両名、ColdrainのSugiさんといった、ラウド界隈からも注目を集めているのも、個人的には興味をそそられます。
様々なラインナップも持つ当ブランドですが、この度ベースに新しい仲間が登場。
それがこちらのS-420BCSJです。
先発のS-420Bと何が違うか…モデル名の由来を記すと分かりやすいと思います。
数字は弦数/フレット数になっています。(4弦/20フレット)
続くアルファベットは、"B"がベース、"CS"がクラシックスタイル、最後の"J"がジャズです。
主に違い所は"CS"の部分に集約されていますが、こちらは工房のオリジナリティと共に、トラディショナルスタイルを更に追求したモデルになっています。
フラットボディで外周Rもかなり丸め。ブリッジもビンテージスタイル、PGとコンパネまで付いています…ええ、そういう事です。
ちなみにこういったディテールの面はもちろんですが、ネックもこのシリーズ専用シェイプだったり、ピックアップも新たに開発されたものが搭載されていたりと、しっかり1モデルとして地位を確立できるようなモデルに仕上がっています。
ちなみにそういうコンセプトのモデルなのでボディ材はアルダーのみ。ですが…ネックは数パターンのスペックが用意されています。
今回ご紹介しているこの茶色い子は…なんと指板/ネックがウェンジです。
アルダーボディが由来するミッドのヤマはそのままに、ウェンジ由来のズトンっと重心の下がった響きが加わる感じに。なかなか面白いですよ。
もちろん王道スペックな1本もいますので、そちらと比較してみるのもアリ。
こちらも同様に広がりを見せてくれる予感がします。
上質パッシブベースをお探しの方はもちろん、既にSAITOユーザーの方にも手に取って頂きたい1本です。