やっとお店にも並ぶようになりました。大人気マルチストンプの空間系です。
「歪みのコンパクトエフェクターを1つだけ持ってます!」
「GT-1やG2 Fourは持ってるけど、ワンランク上の音作りがしたい!」
そんな方にぜひ試していただきたいのがZOOM MS-70CDR+ですね!
HX OneやStrymon製品は値段が高いな、、。と思っていらっしゃる方にもおすすめします。
早速、機能についてご説明しましょう。本機はなんと149種類ものエフェクトを搭載しています。
・29種類のディレイ
・33種類のリバーブ
・43種類のコーラス/モジュレーション
・44種類のダイナミクス/フィルター/SFX系エフェクト
これだけあれば、好みのサウンドやコピーする曲で使われているエフェクトに近い物を見つけられると思います。
有名なコンパクトエフェクターのモデリングも多くありますが、ZOOMオリジナルのエフェクトもかなり秀逸。
最大6エフェクトを自由に組み合わせて、ギター/ベース/シンセサイザー等の楽器で使用可能です。
MS-70CDR+の購入を迷っている方には「優秀なのは知ってる!ただ旧モデルと何が違うの?」と思われている方も多いでしょう。
私も製品発表当時はそう思っていました。実際に比較してみましたが、かなり変わっています。
まず、バッファー音は若干パワフルに感じられます。新モデルの方がくっきりしており、繋ぐだけで音が少し前に出てくる印象です。
いくつかのエフェクトに関しては、旧モデルより細かい部分まで設定できるようになっているため、更に音を作り込むことができます。
ポップス・ボーカロイド系の曲や、冷たい感触の空間系エフェクトがお好きな方は高確率で病み付きになると思います。
正直、この値段でこの音・操作性ならば安いとさえ思えるクオリティーの製品です。
本体での音作りはもちろん、iOS用アプリ「Handy Guitar Lab for MS-70CDR+」から設定する事もできます。
また、この製品を今おすすめする理由は『Limetone Audio/MU-C』の登場も大きな要素です。
MU-Cを使うことによって、よりお手軽にUSB MIDI経由のリモートコントロールができるようになったんですね。
この影響で「初心者へおすすめのエフェクター」から、「中・上級者にもおすすめのエフェクター」にイメージが変わりました。
安いからといって侮るなかれ。店頭で実機を触ると驚くこと間違いなしですよ。
マルチエフェクターでお悩みの方はぜひイケシブ アンプステーションへお越しくださいませ!
山下でした。