■Suhr Amps
1×12 Cabinet with ToneSpeak

※アンプステーション扱い

3つのニューカマーが出ましたね。キャビネット自体はクセを持たせていない傾向なので、この感想はそのままスピーカーの感想としてお伝えしても差し支えないかと思います。

どんなアンプでのレヴューが良いだろうと迷った挙句ハイコストパフォーマンスな「Marshall DSL20H」にしました。SPケーブルはオヤイデのSP-3398です。

(※比較の個人的指針としてMesa/Boogieのクローズドバック&Vintage30の1発キャビも試しています。)

【Birmingham 1275】
スピーカーの動きの速さとしてはVintage30よりはGreen Backに近い所感で、そのままレンジが広がった様なイメージかと。
立ち上がり速くローエンドがタイトで余韻ほぼ無い系の為、AC/DCの様にリフで畳み掛ける感じが弾いてて良い感じ。
ファズでジミも良いでしょうね。深くヴァイブかけても引っ込まない傾向かと思います。
ブリッジミュートでザッと切れてブレた余韻が出ないので、ダレル好きな方にもおすすめかと思います。

【Liverpool 1275】
煌めく様なハイに遊びのあるローミッド。余韻を十分に感じます。ブルーアルニコに近いで所感でしょうか。
しっとりと身詰まりのあるトーンなので、クリーン/クランチはまさにリヴァプールなテイスト。ディストーションを合わせればミックロンソンの様な甘く分厚い壁の様なテイストも。
歌モノで掻き鳴らすに心地よい傾向ですね。ミッドレンジが綺麗な非常にミュージカルなトーンです。

【Manchester 1290】
今まであまり経験の無い感じ。モチーフがズバリとコレです感が無く、強いて言えばセレッションG12T-75の上位互換と言うところか。
トップエンドは速く、それでいてミッドはリッチ。EQをV字にすればちゃんとドンシャリにもなる。
Vinatge30よりはローエンドが出てる印象ですが、モタモタしないので余韻は邪魔にならない程度。
良く言えばオールラウンダー。昔流行りの「Vintage30 & EVM12L」の縦2発の組み合わせを1発でやってる感じと言って良いのかどうなのか。。。



えぇ、スピーカーは実際に試さないとホント難しいですね。。

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