ジャンボの話になりますと、
「ジャンボとスーパージャンボは違うの?」
と疑問に思うかのしれません。
SJ-200ですと、ラウンドショルダー族がオリジナルのJumbo、J-35、J-45の流れが有り、更に大きなボディでスーパージャンボとなったと思われ、やはり「スーパージャンボ」と呼ぶのが正しいのかもしれません。
ただGibsonも50年代にモデル名をJ-200としてしまったから変な事になっており、厳密に言うとTOMブリッジの時期などはSJ-200ではなくJ-200になる訳で、するとジャンボでも良いんでない?ともなってしまいます。
頭がモヤモヤしますが、
店員的には時代考証をしっかり検証し、ジャンボやスーパージャンボを使い分けるべきですが、個人的な見解では「今やJ-45をジャンボと言わないので、SJ-200のスタイルがジャンボです!」と思っております。
そんなジャンボの話を長々としたのですが、今回はギブソンではなくギルドのジャンボのご紹介です!
ギルドでは「F」と言うべきかもしれませんが、ギルドのジャンボはゴツくて不愛想で、でも凄くカッコイイので秘かに好きです。
ジャンボの正統派はSJ-200なのでしょうが、王道ではないのに主張が強くて良いですね!
自分はスタートがエレキ弾きでしたので、昔はジャンボを鳴らしきれず、「でっかいのに鳴らないなー」と思っておりました。
しかし、ジャンボをカッコ良く弾くお客様から「ジャンボはボディをシッカリ鳴らすと、世界がキラキラ輝き出すよ!」と教えてもらい、しっかりギターがヴァイブするように心掛けて弾くと、ガツンッと頭をハンマーで殴られたように世界がキラキラしました!
そんな頭キラキラ感が有るのはギブソン以外ではギルドですし、ギブソンよりも無骨感があって単純なコードストロークをゴリゴリと弾くには最適なのです!
簡単なローコードを無心で弾くだけで気持ち良くなるギターは他でなかなか無いですから、秘かにオススメなんです。
追伸、
動画の2本目で弾いたF-40Eは、更にクセが有ってヤバいマニアの方には更にオススメです!
F-55はバリッと鳴っておりガッツリ弾いても余裕が有るのですが、F-40Eは「ヒー、もー無理です!頑張って鳴っています!」という感じで限界まで鳴らしました感が堪りません!