ハートマンヴィンテージギターズの吉野“ジャスミン”です。
毎年のことなんですけど、年越しそばを食べるタイミングって本当に悩むんですよね。イケベ楽器店は12月31日まで営業(※31日は17時閉店)しておりますので、営業終了後に帰宅するとちょうどお夕飯時。その時に食べるのがいいのかな?まあお蕎麦なんていくらでも食べられますからね。無限に食べましょうね。
【Arai Diamond 1532T late60's Sunburst】
今回も国産ギターのご紹介です。
老舗「荒井貿易」の設立は1956年。昭和31年の出来事…調べてみたらいろいろありました。一番気に入ったのは「日本初のスーパーマーケット」です。すごいね。
1960年頃にAria(アリア)ブランドでギターの製造・販売を開始。1966年にはAria Diamondブランドに名称を改めます。1967年頃に商標の問題でArai(アライ)ブランドに改名。2年ほどArai Diamondとして製造しその後商標を譲り受けたためAriaブランドが復活、以降は今も続くAria(アコースティックギター)、およびAria Pro II(エレキギター/ベース)として今日に至ります。
こちらの1532T、見るからにF社JGモデルを意識したギターですね。微妙にデフォルメされたボディシェイプやなぜかフロントがスラントしたピックアップ、スイッチ類も真似してみたものの時代を感じさせるシーソースイッチに、といった感じでしょうか。プリセットコントロールはありません。この愛すべきちんちくりんはAria(Arai)ブランドのヴィンテージモデルでも特に人気がありまして、「RETRO-1532J」としてリイシューモデルまで出ています。しっかりとした作りとパーツで安心感があるのはリイシューモデル、当時の空気を色濃く感じられるオリジナル、といった使い分けになりますでしょうか。使い分けないか。サーフ系、GS系の皆様、ぜひ。