ハートマンヴィンテージギターズの吉野"ジャスミン"陣です。
このポーズでの撮影を始めてからどれくらい経ったでしょうか。改めて確認してみると初出は2024年5月。今よりかややスリムに見えないこともないジャスミンがブレブレの体幹で右腕を突き上げています。実に8ヵ月もの間こすりまくっているということになりますが、そろそろマンネリではないかな……
他人のマネしといてマンネリは失礼じゃないか?
【YAMAHA SB-2 '66 Sunburst&Pearl White】
ヤマハのベースといえばやはりBBシリーズが有名。次点で”ブルージーンズ・カスタム”ベースことSB-5AおよびSB-7Aでしょうか。そもそも1980年代頃まではベースのラインナップはかなり少なかったし、増えてからのモデルは短命に終わっていますが…個人的にはBX-1とか結構好きなんですけどね。座って弾くこと考えてない感じとか。
脱線しました。
有名かどうかはさておき、ヤマハベースを語るうえで初のベースモデル「SB-2」は外せないでしょう。発売は1966年4月。当初は「B201」というモデル名でしたが、発売から約1ヵ月で改名しました。ギター版の「SG-2/3」も同時に「S302/201」のモデル名で発売し、同じように改名されます。これらの個体はシリアルナンバーから1966年製と判断しておりますので、もしかしたら「B201」だったかもしれません。ロマンだねぇ。
スペックを見ていきましょう。ネックは約850mmのほぼロングスケール、ストリングワインダーが使えないペグボタンに太めのゲージは入らないポストを備えた絶妙なサイズ感のチューナー。ギターとおそろのヘッドストックにはスタイリッシュな筆記体ロゴと音叉マークが誇らしげ。ボディシェイプもギター版とサイズ違いで、マテリアルはカタログ表記なし。コントロールは1Vol/1Toneとバランサー、ピックアップはもちろんオリジナルです。バランサーは全開方向でフロントかと思いきやリアです。なんでや。
カラーはサンバーストとパールホワイトを在庫しております。もう一色、コーラルレッドというのもありましたが私はまだ現物に出会えていません。地味にレアカラーなんすよ。
サンバーストは外観がきれいで、パールはパーツ類のオリジナル度が高い。どちらも甲乙つけがたいですな。