こんにちは!こちらは鍵盤堂、林です。
少しずつ正月ムードが終わり、渋谷の街にもいつもの雑踏が戻りつつあるのを感じます。個人的には「正月だから」で好きなだけ飲み食いできなくなるのが苦しいですが…
鍵盤堂では沢山のシンセを展示していますが、やはりその中でもひときわ目を引くのがこのSEQUENTIALコーナーではないでしょうか!Prophetに代表されるSEQUENTIAL l製品はどれも魅力にあふれた、個性的な楽器たちです。詳しく知りたい方は是非、鍵盤堂TVのSEQUENTIAL製品の回をご覧になってみてください!
#1➡https://www.youtube.com/watch?v=LJxhkG7V6M4
#2➡https://www.youtube.com/watch?v=ZHI8sKJPBpQ
TAKE5はその中では一番末っ子的な存在。展示中のTrigon-6と並ぶと弟のようにも見えます。一方でProphetやOberheimとはまた違った魅力を持つ1台でもあるのです。
音源部には2VCOとProphet譲りの4ポールレゾナントVCFを持ちますが、いっぽうモジュレーション関係にはかなりProphetとの違いがあります。TAKE5は19種類のソースから54種類のディスティネーションに最大16種類のルーティングが可能で、これは組み合わせのパターンに直せばほぼ無限の選択肢があることになります。これはセミモジュラー系シンセにも近い概念であり、モジュラー・セミモジュラーシンセに親しんだ方にも是非試して頂きたいです。
一方でデジタルエフェクトを搭載するなどトレンドにはしっかり追随。また、Prophet Rev4で搭載されたアナログ特有のボイスの「ゆらぎ」を再現する”VINTAGE”ノブは最近のSEQUENTIALならではです。
44鍵盤・7.7kgの重量は5音ポリのアナログシンセとしてはライトな部類といえます。(Prophet-5 Rev4は14.06kg)
例えばステージの3台目で活躍する頼もしいアナログシンセ、例えばお部屋でも邪魔にならないコンパクトなアナログシンセ、例えばセッションにも持ち出せるアナログ・ポリシンセ。
TAKE5はSEQUENTIALだからこそ作れた、超魅力的なマシンなのです!
ぜひ、鍵盤堂店頭にてお試しください!