こんにちは！こちらは鍵盤堂、林です。

気付けば花粉の季節、僕は早くも目薬とティッシュが手放せなくなりました。まだ症状が出ていない方も2月だし...と油断しているとあっという間にやってくるので御用心。

今回は素敵なステージピアノのご紹介です！

DEXIBELL VIVO S9

DEXIBELLはイタリアの総合楽器メーカーProel社の電子楽器ブランド。鍵盤堂ではおなじみのVAccordionを開発した元Roland Europeの技術者が設計・製造を担当しています。

DEXIBELL製品に共通する特徴は大きく3つ。

1つ目は代理店の2年保証に加え、本国サイト(英語)に登録することで3年の延長保証を受けることが出来ること。つまり5年間も保証が付きます！これはなかなかできないことですよね。

2つ目は48kHz/24bitの高精細サンプルや高性能プロセッサによる無制限の同時発音数といった最高峰のスペックを誇る"T2L"音源システムが全てのステージピアノに搭載されていること。サンプルと(物理)モデリングを組合わせることで、ハンマーノイズや弦の共鳴といった細かな設定も追い込むことが可能です。
またメーカーサイトから無料でDLできるPlutinum音源は、T2L音源の魅力をフルに感じることが出来る大容量追加パッチ。
その容量ゆえ既存音色をいくつか削除して置き換える形にはなりますが、それを補って余りあるほど魅力的な音色です。
鍵盤堂展示機では実際にItalian PLT(デフォルト"Vivo"音色のPlutinumパッチ)をインストールして展示中です。

3つ目はやはりデザインが洒落てる、というところ。工業製品のような無骨さは全くなく(それはそれでかっこいいですが)ブルーとホワイトのツートーンはまさしくイタリアの色男といったところでしょうか。

そして現行DEXIBELLステージピアノの最上位に位置するのが、この"Vivo S9"。
なんといっても推したいのはこのモデルの為に開発されたFATAR製TP-400W鍵盤。タッチは非常に軽快ながら木製ならではのしっかりとした手応えを感じることができます。
またこの鍵盤とT2L音源の相性は非常に良く、グランドピアノに慣れ親しんだ方でも違和感なく演奏できる仕上がりに感じます。

更にこのVivo S9はトーンホイールオルガンのモデリングも備わっており、こちらも非常に高いクオリティ。定番機種を押さえていて細かい作りこみも可能です。
オルガンのドローバー部分はモーターフェーダーになっており、MIDIでPCと接続した際にはフェーダーとして問題なく使う事ができます。オルガンのプリセットを読み込んだ時にカチャカチャ動いてめっちゃカッコイイ！男の子ってそういうのが好きなんでしょ？

スイッチ類も一見煩雑に見えながら、必要なスイッチが必要なだけ配置されており、操作に迷う事はありません。音色の選択はスムーズです。

一見すると盛り盛りな製品に見えますが、堅実な作りと安心の5年保証、素晴らしい鍵盤と音源は決してオーバースペックとなることなくあなたの戦力になること間違いなしです！

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