Amplitude ELEVENは、Hi-Fiオーディオ用オペアンプを使用したプリアンプ・セクションとディスクリート・パーツで構成された2つのチャンネルのClass Aオーバードライブ回路をもつドライブペダルです。ナチュラルなサウンドとチューブライクな特性を持つ非常に幅広いゲインレンジは、ごく僅かにブレイクアップした透明感のあるサウンドからクランチ、サスティーンのふくよかなリードサウンドまでをカバーする柔軟性を備えています。

【プリアンプ部について】
Hi-Fiオーディオ用のオペアンプで構成されたプリアンプ回路はAmplitude ELEVENのマジカルなサウンドの鍵となっています。Amplitude ELEVENではプリアンプ部をブースターとして、後段のClass Aオーバードライブ回路をプッシュさせており、これはチューブアンプの手前にブースターを設置するのと同様の考え方です。

プリアンプのゲインを上げて各チャンネルのDriveを下げる、もしくはその逆のセッティングをすると、異なったサウンドキャラクターになります。これはプリアンプ部のトレブルと各チャンネルのトーンも同様です。
このプリアンプとオーバードライブ回路のコントロールの組み合わせと「G.A.S.クリッピングSW」の切替により、無限とも言えるキャラクターを手に入れることが出来ます。

二つのオーバードライブ・チャンネル
＜Blueチャンネル＞
このチャンネルには2つのゲイン・ステージがあり、透明感のあるナチュラルで滑らかなサウンドが特徴です。

※プリアンプ部のゲインと、それぞれのチャンネルにあるDriveはヴィンテージアンプに有ったGain1とGain2や、チューブアンプのプリゲインと、アンプの手前に置かれたブースターの様に相互に作用します。これらは異なる周波数を強調する事により、歪みやサウンドのキャラクターを変化させます。
Blueチャンネル選択時にはプリアンプのGainを上げていくとハイミッドが強調され、スムースで調和の取れたリッチな音色を生み出します。BlueチャンネルのDriveは攻撃的でバイト感のあるキャラクターを加えます。

＜Redチャンネル＞
このチャンネルはBlueチャンネルにさらに2つのゲインステージを加えたような合計4つのゲイン・ステージからなるハイゲインチャンネルで、飽和感の強いサウンドを得る事が出来ます。

Redチャンネル選択時のプリアンプGainとチャンネルDriveの相互作用は以下の通りです。
●Gainを上げてDriveを下げるとエッジのあるアグレッシブなサウンド
●Gainを下げてDriveを上げると滑らかでレスポンスが良くチューブライクなサウンド

【G.A.S.スイッチ】
6Degrees FXのトレードマークでもあるG.A.S.クリッピング切替はAmplitude ELEVENの為に再設計されており、より効果的な機能となっています。

G（ゲルマニウム）モード：60～70年代の様なファットで暖かみのあるサウンド
A（非対称）モード：低域をカットし、スウィートな中域を強調した調和の取れた明確なサウンド
S（シリコン）モード：最もアグレッシブで、抜けの良い高域とタイトな低域を持つへヴィなサウンド

コンディション：使用に問題なし
要了承箇所：並行輸入品
付属品：本体のみ
保証：なし