世界中で高い評価を受ける人気ブランドEQD、ヴィンテージ好きにも試して頂きたいモデルを厳選致しました!
2004年、オハイオ州アクロンの自宅の一室でキャリアをスタートさせたEQD代表のジェイミー・スティルマン。同じくアクロン出身のとあるバンドのギタリストが「Hoof」を使用しているとインターネット、SNSを中心に話題になり、世界中で人気に火が付きました。
巨大な本社ビルと60人近くの社員を束ね、一躍トップブランドへと上り詰めたEQDですが、今もジェイミーの「DIY精神」は健在。信頼できる仲間とともに全ての工程をオハイオ州アクロンで行い、最高峰のエフェクターを作り続けています。
1990年代から世界を股に掛けて活躍する日本のロックバンド「Boris」とEQDの強力タッグ、ギタリスト Wataのプレイを支えるシグネイチャーファズ「Hizumitas」です。
Wataが長年愛用するヘラジカ系国産ヴィンテージファズペダルを再現したHizumitas、本人所有の個体を研究し、パワフルかつデンジャラスなサウンドに仕上がっています。
ファーストインプレッションとしてはとにかく轟音!そして会場を丸ごと包み込めるほどの膨張感のあるローが印象的です。Volume出力は9~10時でドライ音と同等に設定されており、それ以上では「破壊あるのみ」と表現されています。
窓が揺れるほどの低音に圧倒されますが、その奥にはエッジの効いたハイミッドがしっかりと存在しており、ディストーションライクなザラつき感とバイオリンさながらのサスティンを誇ります。また、Toneの効きが頗る良く、上記のようなBMP系の轟音ファズから、ブチブチ感の強い8ビット風ファズ、シルキーで上品なファズサウンドまで幅広く作り出すこともできます。
目の覚めるようなパワフルなファズですが、EQDらしくローノイズで音抜けが良い点も嬉しいポイントですね。「使えるファズ」をお探しでしたらぜひお試しください。
Volume:出力の設定。9時から10時位の方向で入力された信号と同等の出力になります。
Sustain:時計回りで歪みとサステインが増え、反時計回りでは少なくなります。
Tone:時計回りで低音のブースト、反時計回りで高音のブースト。ここの設定がHizumitasのキャラクターの重要な部分になります。
寸法:121 x 64 x 64 (mm)
消費電流:10mA
スイッチ:電子リレー方式のトゥルーバイパスを採用していますので、電源無しでは音は出力されません。
電源:Hizumitasは2.1mmのセンターマイナスの9Vアダプターで使用できます。パラレル接続やトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので推奨しておりません。また9V以上出力する電源は故障の原因になりますので使用しないでください。