■LEHLE
LITTLE LEHLE III

ウェブページの「主な特徴」を補足してみます。

●ポップノイズ除去回路を備えた一般的な機械的スイッチよりもローノイズで劣化の少ないリレー切替トゥルーバイパス方式を採用。
⇒「カツン」「カチャッ」などの切り替え音がラインに乗りません。ディレイ・オン時に切り替えで「カツン」って鳴ると「カツンカツンカツン」ってなりますからね。また切り替え時間も最短なので無音時間は一瞬です。

●基板に直接圧力を加えないスプリングを介した特徴的なフット スイッチにより故障が少なく長寿命を実現。
⇒信号が切り替わる回路がスイッチと一体になっていないので、物理的に現実味のない重さでケース自体が破損しない限りはほぼ壊れません。尚、電源の入れ間違い、液体による損傷はご注意ください。

●明るいステージの照明の下でも容易に状態を確認できる高輝度LEDとレンズ。
⇒なによりです。

●TRS接続によるステレオ信号に対応。
⇒説明書には載ってませんが、本体オフ&ステレオモードSWオンの組み合わせで簡易的にスプリッターとしても使用出来ます。

●ラッチ、モメンタリー、その2つの特色を組み合わせたミックスという3つの操作モード。
⇒ラッチモードは踏む度にオンオフが入れ替わるモード。モメンタリーモードは踏んでいる時だけエフェクトオン、足離したらエフェクトオフのモードです。ミックスモードは便利ですね。1曲通しで使うエフェクターを次の曲ではBメロの2小節間のアクセント使用をオンとオフで都度踏むの嫌って言う方に持ってこいです。取り合えずラッチモードのつもりでオンとオフ、急にモメンタリーモードのつもりで踏んでる間にオン&離すとオフ。これが脳内の都合に合わせて付いて来てくれる、それがミックスモードです。


中々モメンタリーモードがある1 LOOP BOXは製品としてないので、このLITTLE LEHLE IIIにBOSS VB-2Wなんかを繋げば布袋さんの「DANCING WITH THE MOONLIGHT」のイントロでピートシステムのボードによる「踏んでる時だけヴィブラート」の、あの気分に浸れます。

と言うのは置いておいて、入力信号に対する音質劣化の少ない良質な1 LOOP BOX(またはA/B BOX)をお探しの方は是非お店でこの品質を試してみてください。

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