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貴重な木材を用いて高い精度で作り上げられた日本製ストランドバーグ。
最新にして最高峰の「マスター・アーティスト・シリーズ」第九弾が堂々入荷です！

Master Artist Series #9 MAS Boden J7 Lacquer Aged Multi Layer CAR/3TB (Candy Apple Red over 3Tone Sunburst)

Sweden人デザイナー、Ola Strandbergにより設計、製作され、その革新的な構造と抜群のプレイヤビリティ、サウンドで世界中のギタリストたちを魅了し続けているStrandberg Guitars。
現在は本国スウェーデンでの生産が行われておらず、日本で生産されているJシリーズが実質的なフラッグシップラインとなります。
その日本製Strandbergから、限られたディーラーのみが取り扱うことが出来る最高峰シリーズ「マスター・アーティスト・シリーズ」が登場。
第九弾にして、シリーズ唯一となるエイジドフィニッシュモデルがグランディ＆ジャングルに入荷でございます。

1960年代、数多くのアーティストに抱えられて音楽シーンの主役となったソリッドエレクトリックギターは、メーカーでは従来のサンバーストやホワイトというような定番カラーが多く生産されておりましたが、実際に演奏をするミュージシャンからは時代を反映するようなカラフルな塗装の物への要求が高まっていきました。
現在であれば考えられないのですが、当時はその状況を打開すべく既に塗装まで完成しているボディの上から全く別のカラーをスプレーするという手法が採用されました。
時代的に今よりもおおらかな製品管理ということもありますが、その時代背景が後年になって「レアスペック」と呼ばれるマルチレイヤーを作り上げたことは事実です。
そのようなマルチレイヤーカラーを現代的なBodenに取り入れた斬新なこちらのモデルはアルダー材をボディに採用。
Strandbergはチェンバー加工が施されたボディがレギュラースペックですが、こちらはソリッド構造が採用されております。カラーリング同様、往年のボルトオンギターへのリスペクトも感じられるスペックでございます。
また、ソリッド構造ながらも2.51kgという重量はエレクトリックギターとしては驚異的な軽さで、Strandbergならではの高い操作性を実現しております。
ボディカラーは3トーンサンバーストの上にキャンディアップルレッドが吹かれ、部分部分を剥がすことでキャンディアップルレッドの下地のゴールド、さらにはその下の3トーンサンバーストが露出しております。また、着色剥がれだけではなくラッカー塗装ならではのクラックも再現されており、これまでのBodenとは趣の異なる仕上がりとなっております。

特徴的なグリップで削られたネックと指板にはウェンジ材を採用。重くて硬い、しかし鳴りも良いという特性のウェンジ材はベースのネック材として多く使用されるほか、音の分離感の良さから近年ではジェントメタルで使用される多弦ギターのネック材としても使用されております。また、木目が真っ直ぐに通る木材なのでネックの先端まで振動が伝わりやすく、ストレスの無いバランスの良い鳴り方が特徴でございます。
もちろん、特徴的なマルチスケールで打たれたフレットはステンレス素材なのでウェンジ材の特性も手伝い立ち上がりの速さと滑らかな弾き心地を獲得しています。
また、3枚のウェンジ材に挟まれたネックフィレにはパープルハートが使用され、強度面はもちろん、ルックス面でのワンポイントにもなっております。

ピックアップにはこのシリーズの為に作られたオリジナルモデルを搭載。素直な特性でクセが無くボディやネック、7弦のLow-Bの特性を引き出し
、メタルだけに留まらず幅広いジャンルに対応しています。
また、ボリュームのPush/Pullによるハム/シングル切り替えも装備しておりますので、絶品のシングルサウンドも出力可能でございます。

今回のマスター・アーティスト・シリーズは、従来のハードウェアよりも頑丈さが増してメンテナンスや取り扱いも容易になったNXシリーズ用ハードウェアを日本製Strandbergでは初めて採用している点も注目のポイントです。

現行Strandbergの実質的なフラッグシップラインとなるマスター・アーティスト・シリーズ。
非常に高額なギターではありますが、そのサウンドとプレイヤビリティは一度体感すると抜け出せなくなるような心地良さを持っています。
もちろん、ルックスにおいても所有欲を充分に満たしてくれる存在です。
完全限定生産で限られたディーラーのみの入荷、さらにこの3トーンサンバースト/キャンディアップルレッドのカラーは1本のみしか生産されておりませんので、是非お早めにご検討下さい！